交番に“ライダーキック”の元俳優、波乱万丈の人生語る 月収「1億2000万円」も現在は遊園地で…

[ 2019年10月25日 21:04 ]

元俳優の唐渡亮さん
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 映画「仮面ライダーアギトPROJECT G4」(01年公開)で仮面ライダーG4を演じ、14年に芸能界を引退した元俳優の唐渡亮さん(54)が25日放送のTBS「爆報!THEフライデー」(金曜後7・0)に出演。静岡・伊東市内の遊園地で働く現状を紹介し、09年に起こした“ライダーキック事件”など、波乱万丈の半生を振り返った。

 全盛期は、年間にドラマ4本、20本ものCMに出演した唐渡さんは、当時の収入を「最高は1億円以上、1億2000万円超え。月収です」と告白。朝までクラブで痛飲し、数千万の高級外車も数台所有し“天狗”になっていたという。

 そんな中、その後の人生を左右するターニングポイントが二つあった。一つは04年に咽頭がんを患ったこと。2年半で6度の手術を受け仕事復帰したものの、病気でかすれた声を酒焼けと勘違いされるなど、現場には悪評が。“天狗”時代の行動がたたり、所属事務所から契約解除され、仕事は激減した。貯金はゼロ。同時期に活躍した俳優の姿を見て自暴自棄になり、酒を飲んで「金属バットで暴れたこともありました」と振り返った。

 二つ目は09年に起こした事件。大津市内の交番のドアガラスを蹴って割ったとして、器物損壊容疑で大津署に逮捕(起訴猶予処分)され、「交番にライダーキック」などと報じられた。唐渡さんは、鍵をなくし交番を訪れたが警察官がおらず、緊急連絡先に電話しても出なかったことから「いくら警察やからっておかしいやろ、コラ!って話になりまして…」と当時の状況を語った。事件後、唯一のレギュラー番組も降板。翌年、一般女性と結婚したが3カ月で離婚し、「死にたい気持ちに一瞬なった」という。

 14年に芸能界を引退し、靴磨きなど職を転々とした。伊東市内の伊豆ぐらんぱる公園を経営する社長が知り合いで、今年4月から同所で働くことに。公園内の子供向け遊園地で、アトラクション担当として働く日々に、「働くしかないんですよ、自分のケツは自分で拭かなくては。感謝の気持ちで頑張らないと未来がないと思っていますから」。社長からは、元ライダーの経験を引き合いに「子供との接し方がうまい。園が明かるくなり、売り上げが増加した」と絶賛された。

 現場で働く一方、会社の新事業の責任者も担っているといい、「自分が反省しなきゃいけないのは、おごりがあったんですよ。だから今、本心から人を喜ばせたいというふうに、考えとか思いが変わりました。これは人一倍働かなきゃいけないと思っています」と新たなフィールドでもうひと花咲かせる意気込みだ。最後は、「3年後か5年後か10年後か分からないですけど、あの3年間休みなく働いて良かったなって思えるような人生にしたいな」とかみしめるように語っていた。

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