巨人ウォーカー「頑張るよ」　今季初スタメン第1打席で即、反撃2ラン　原監督の起用に応える

セ・リーグ   巨人―中日 （ 2023年4月16日    バンテリンD ）

＜中・巨（6）＞2回、ウォーカーは2ランを放つ（撮影・椎名　航）
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　巨人のアダム・ウォーカー外野手（31）が中日戦（バンテリンD）で「7番・左翼」に入って今季初スタメン。2回の第1打席で反撃の1号2ランを放ち、原辰徳監督（64）の抜擢に応えた。

　先発右腕・赤星が初回に4失点し、いきなり0―4というビハインドで迎えた直後の2回だった。2死走者なしから丸が右翼線二塁打で出塁。ここで打席に入ったウォーカーは相手先発右腕・鈴木が1ボールから投じた2球目、内角ツーシームを捉えると、打球は左中間スタンドに飛び込んだ。昇格から2打席目、今季初スタメンでいきなり2ランという結果を出したウォーカーは笑顔で凱旋した。

　来日1年目だった昨季は23本塁打をマークしたが、今季は開幕2軍スタート。14日に今季1軍初昇格を果たし、同日の中日戦（バンテリンD）に代打で出場して先発左腕・小笠原に右飛、前日15日の同戦は出場がなかった。イースタン・リーグでは12試合に出場して打率.188、1本塁打、2打点という打撃成績だった。

　▼ウォーカー　積極的にいこうと準備していたのでファーストストライクを思い切ってスイングできた。ホームランになってくれて良かったよ。まだまだ試合は始まったばかりなので早く追いついて逆転できるように頑張るよ。