西武・佐藤隼　大ピンチで1球清宮斬り　頼れるブルペン唯一の左腕リリーバー

パ・リーグ   西武6―2日本ハム （ 2023年4月16日    エスコンF ）

＜日・西＞8回途中に登板した佐藤隼（撮影・高橋　茂夫）
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　西武の佐藤隼輔投手（23）が緊迫した場面でマウンド度胸を見せた。3―1の8回、1死二、三塁で登板。3番清宮に対し、150キロ直球を真ん中に投げ込んだ。「真っすぐに一番を自信持っている。マウンドに上がった時も豊田コーチから“押してこい”と言われた。柘植さんと話もして、力で押すっていう覚悟でいったので、それが結果としていい方向に出て良かった」。結果は1球で二飛。

一打同点の場面。エンスの今季初勝利も背負っていたが「あそこで行くとは言われていた。直前でピンチになったのでそんな考えてる暇もなかった」と目の前の打者だけに集中した。

　現在はブルペン唯一の左腕リリーバー。その存在感は日に日に増している。