大産大が先勝 辻の押し出し死球でサヨナラ勝ち

[ 2023年4月16日 12:58 ]

阪神大学野球2023春季リーグ戦第2節   大阪産業大2―1天理大 ( 2023年4月16日    南港中央野球場 )

延長10回タイブレーク、押し出し死球でサヨナラ勝ちに大産大・辻は「ここに当たりました」のポーズ
Photo By スポニチ

 大阪産業大が激戦を制し、先勝した。タイブレークに突入した延長10回2死満塁、5番・辻鈴太(2年=関大北陽)が死球を受け、サヨナラ勝ち。「絶対に決めようと思って打席に入りました」。結果は想定外だったものの、チームの勝利に自然と笑みがこぼれた。

 辻は10回表にスーパープレーも披露。無死一、二塁での相手バント小飛球をダイビングキャッチし、二塁送球。無失点に切り抜け、自身の打席での決着を呼び込んだのだった。「ミスしてもいいという気持ちで、勝負だと思って飛び込みました。その後のセカンド送球もよかったです」と、ビッグプレーを振り返った。

 エース松田啄磨(4年=大冠)の9回2安打1失点の力投も光った。宮崎正志監督は「前半は力みもあったが、5回ぐらいから落ち着いていた」と勝利を呼び込む投球を賞賛した。

続きを表示

2023年4月16日のニュース