ヤクルト4位後退 初回5点リード守れず広島に連日の逆転負け…星が痛恨の同点満塁弾被弾

[ 2023年4月16日 17:34 ]

セ・リーグ   ヤクルト5ー7広島 ( 2023年4月16日    マツダ )

<広・ヤ>6回2死満塁、田中(左手前)に満塁本塁打を打たれた星(右)(撮影・奥 調)
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 ヤクルトが今季初の4連敗。初回の5点を守り切れず、5―7と広島に連日の逆転負けで同一カード3連敗を喫し、4位に後退した。

 前日にサヨナラ負けを喫したヤクルトは初回に打線が爆発。サンタナ、青木、長岡に適時打が飛び出すなど打者一巡の猛攻で一挙5点を先制。“三度目の正直”でプロ初勝利を狙う先発のドラフト1位・吉村に大きな援護点をプレゼントした。

 プロ3度目の先発となる吉村は4回無死三塁からマクブルームの右犠飛により1点を失うも、5回を投げ抜き勝利投手の権利を手にした。しかし5回終了後、悪天候の影響により試合が約45分間中断すると展開が一変。

 再開直後の6回の攻撃で無死一、二塁とチャンスを作るも吉村が痛恨の3バント失敗。浜田、中村も倒れ無得点に終わった。

 今季初の6回のマウンドに上がった吉村は、秋山と西川に安打され坂倉に四球を与え2死満塁としてしまったところで降板。ここで2番手の星が田中にまさかの2号同点満塁ホームランを被弾。吉村は5回2/3を打者25人に対し107球、被安打8、奪三振3、与四球1の4失点と、プロ初勝利はまたもお預けとなった。

 5―5の7回には3番手・石山が代打・小園の三塁打を浴び、マクブルームの中犠飛により勝ち越しを許すと8回にも4番手・小沢が1失点。打線も7回以降は無安打に封じられ、今季初の同一カード3連敗を喫した。

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