パドレス・ダルビッシュ「勝てそうな試合をつくるというのが一番の仕事」7回1失点で2敗目もサバサバ

[ 2023年4月17日 12:39 ]

ナ・リーグ   パドレス0-1ブルワーズ ( 2023年4月16日    サンディエゴ )

ブルワーズ戦に先発したダルビッシュ(AP)
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 パドレスのダルビッシュ有投手(36)が16日(日本時間17日)、本拠ペトコ・パークでのブルワーズ戦に先発し、7回4安打1失点と好投。ただ、援護に恵まれず0-1で敗れ、2敗目を喫した。

 立ち上がりは先頭・イエリチを3球三振に仕留めると、続くアダメズもスプリットで空振り三振。昨季35本塁打の3番・テレスも3球で三振を奪い、打球を前に飛ばさせなかった。

 2回は1死からミッチェルにバント安打で出塁を許すと、ボークと盗塁で三塁まで進まれ、アンダーソンの左犠飛で先制を許した。それでも5回2死二塁でイエリチを3打席連続三振に仕留めると、6回2死一、二塁でもアンダーソンを三振に打ち取るなど、7回までに毎回の12三振を奪った。

 ただ、打線が初回無死一、三塁の先制機を逃すと0行進が続き、0-1の9回2死満塁の好機もグリシャムが見逃し三振に倒れゲームセット。無援に泣いたダルビッシュは「勝てそうな試合をつくるというのが一番の仕事。(打線の)援護次第では勝っている可能性もある。そこはあまり気にしていない」とサバサバした表情で語った。

 ダルビッシュは今季初登板初先発した4日(同5日)のダイヤモンドバックス戦は5回1失点。勝利投手の権利を持って交代したが、救援陣が逆転を許し初勝利を逃した。2度目の登板となった前回10日(同11日)のメッツ戦は6回1/3を5失点で初黒星を喫した。

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2023年4月16日のニュース