2000奪三振も…楽天・岸は6回2失点ながら救援陣が逆転許し通算150勝はお預け

[ 2023年4月16日 16:08 ]

パ・リーグ   楽天-ソフトバンク ( 2023年4月16日    楽天モバイルパーク )

<楽・ソ>楽天先発・岸(撮影・沢田 明徳)
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 楽天の岸孝之投手(38)が16日のソフトバンク戦(楽天モバイルパーク)に先発し、6回2失点と力投。勝利投手の権利を持って交代したが、救援陣が逆転を許し、NPB史上51人目となる通算150勝はお預けとなった。

 今季初勝利を目指し本拠地のマウンドに上がった右腕は、3回1死から上林を見逃し三振に仕留め、史上23人目の2000奪三振を達成。2-0の5回に上林の適時打、甲斐の犠飛で追いつかれたものの6回2死満塁から安田が押し出し四球を選び、勝ち越し。勝利投手の権利を得て、7回からは救援陣に後を託した。

 ところが、3-2の8回、3番手・西口が中村晃に逆転2ランを被弾。岸の150勝、今季初白星はお預けとなった。

 岸は東北学院大から2006年大学生・社会人ドラフト希望枠で西武に入団。1年目の07年にいきなり11勝をマークすると10年まで4年連続2桁勝利を記録するなど、西武のエースとして103勝を挙げ14年5月2日のロッテ戦(QVCマリン)では史上78人目(89度目)のノーヒットノーランを達成した。FA移籍し、17年からは地元楽天でプレーしている。

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