東播磨の大型右腕・原田祐人が1失点完投 幼なじみの滝川二・坂井陽翔に「負ける気はない」

[ 2023年4月16日 11:37 ]

春季高校野球  兵庫大会1回戦   東播磨6―1市川 ( 2023年4月16日    明石トーカロ )

<東播磨・市川>5安打1失点で完投した東播磨・原田祐人(撮影・須田 麻祐子)
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 東播磨は投打がかみ合い、初戦を快勝した。先発した右腕の原田祐人投手(3年)が被安打5の4奪三振、無四球で完投した。

 「初回から球が浮いていたが建て直せた。悪いなりに抑えられてよかった」

 1カ月前に右肩の張りを発症したため地区大会は登板せず、今春の公式戦初登板。1メートル88の長身から投げ下ろす直球にカーブやカットボールを交えて凡打の山を築いた。1―0の4回1死から同点ソロを浴びたが、5回以降は単打1本に抑えて追加点を許さなかった。

 今秋ドラフト候補で、U18日本代表候補合宿に参加した滝川二・坂井陽翔投手とは小中学校が同じという幼なじみだ。

 「遠い存在になったなあと思ったが、負ける気はないです」

 坂井と対戦したかったことから、中学では違うボーイズを選んだ。今大会は互いに勝ち上がれば準決勝で対戦が実現するだけに、次戦以降に向けて意欲的だった。

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2023年4月16日のニュース