大谷もがっかりの表情、今季6度目の逆転負け 1イニングで守備妨害2回の“守乱”も

[ 2023年4月16日 14:19 ]

ア・リーグ   エンジェルス7―9レッドソックス ( 2023年4月15日    ボストン )

<レッドソックス・エンゼルス>8回、テペラが押し出し四球で追加点を与えベンチで険しい表情の大谷(左はネビン監督)(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が15日(日本時間16日)、敵地ボストンでのレッドソックス戦に「3番・DH」で先発出場。6回に一時は勝ち越し打となる中前適時打するなど2安打し、日本人歴代5位タイの36試合連続試合出塁をマークしたが、エ軍は7―9で今季6度目の逆転負けし2連敗、勝率5割となった。

 初回にウルシェラの満塁本塁打で4点を先取したものの、前日に続いて逆転負け。これで今季は7敗(7勝)のうち、逆転負けは実に6回目となった。この日も救援陣が踏ん張り切れず、1点リードの8回に、捕手のタイスの2度の打撃妨害で1死満塁のピンチを招き、テペラが張育成に逆転の左前2点適時打を浴び、さらに押し出し四球で失点。押し出し四球を与えた場面では、大谷はベンチで厳しい表情を見せ、がっくりとうつむいた。

 大谷は、初回の第1打席は三ゴロ、2回の第2打席は打撃妨害で出塁。5回無死二塁の第3打席は外角直球を左前に運び、昨季から続く連続試合出塁を松井秀喜に並ぶ日本人歴代5位タイの「36」に伸ばし、11日(同12日)のナショナルズ戦から続く連続試合安打も「3」とした。さらに同点の6回2死二塁の第4打席でも左腕ブライヤーから勝ち越しとなる中前適時打し、4試合ぶりのマルチ安打もマークした。8回2死一塁の第5打席は右腕フレイジャーと対戦し一ゴロで、通算打撃成績は、13試合で48打数15安打、3本塁打、9打点、打率・313となった。

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