エンゼルス・大谷 35試合連続出塁!打者の日にライバル崩れ防御率0・47は両リーグトップに

[ 2023年4月16日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス3-5レッドソックス ( 2023年4月14日    ボストン )

レッドソックス戦の5回、安打を放つエンゼルス・大谷
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 エンゼルス・大谷が止まらない。かねて「ずっと見ていた球場」と憧れを抱くフェンウェイ・パークで、自身の記録を伸ばした。

 初回2死。右腕ホークから四球を選び、球団史上5位タイ&自己最長を更新する35試合連続出塁とした。ヤンキースの主砲ジャッジの連続出塁が13日(日本時間14日)に45試合で途切れたため、継続中の記録ではメジャートップを独走。同点の5回の第3打席には、右腕ウィンコウスキの内角カットボールに詰まりながらも左前へ運んだ。フィル・ネビン監督も「翔平の状態は良い。バットをうまく振れている」と称えた。登板翌日だった12日(同13日)のナショナルズ戦で“積極的休養”を取り今季初の欠場。試合のなかった13日を含めて、2連休明けで体は切れていた。

 一方、3点を追う7回無死二、三塁の好機には凡退。3万6680人の敵地大歓声にのみ込まれるように、チームは今季5度目の逆転負けを喫した。

 試合前は、キャッチボールを行うなど投手調整に専念。ここまで12イニング連続無失点中と抜群の安定感を誇り、この日、レイズの右腕ラスムセンが打ち込まれたことで、防御率0・47が両リーグトップに浮上した。次回登板は同じフェンウェイ・パークを舞台に戦う17日(同18日)のレッドソックス戦。さらなるハイパフォーマンスに期待が高まる。(柳原 直之)

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