西武・松井監督 6回まで無安打投球だったエンスからの継投は「9回投げたら何球投げるの」

[ 2023年4月16日 17:26 ]

パ・リーグ   西武6-2日本ハム ( 2023年4月16日    エスコン )

<日・西>7回、投手交代を告げる松井監督(撮影・高橋 茂夫)
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 西武は日本ハムに連勝。2カード連続で勝ち越しを決めた。

 打線が2回にペイトンの犠飛で先制すると、3回は呉念庭の適時打で加点。1点差に迫られた直後の8回に中村の犠飛で追加点を奪うと、9回も3点を加えて突き放した。

 投げてはエンスが1回2死からイニングをまたいで7者連続三振を奪うなど、6回無安打無失点と快投。7回からは救援陣がリードを守り抜き、助っ人左腕は今季初白星を手にした。

 松井監督は試合後、エンスについて「素晴らしかったですね。本来のと言いますか、エンスの持ち味、いいものが出た投球だったと思います。シンプルに今日は投げてくれたと思うし、素晴らしいピッチングでした」と絶賛した。

 6回まで無安打と快投を続け、ノーヒットノーランの期待もかかる中、7回からは継投策に出たことには「6回、何球投げていたと思ってんの。9回投げたら何球投げるの」と6イニング投げ終えた時点で91球だったことを考慮したとし「6回ぐらいということは考えていました」と説明した。

 12日の阪神-巨人戦では阪神の先発・村上が7回パーフェクト投球も1-0の8回から継投した2番手・石井が初球を岡本に被弾。同点となり村上の初勝利も消えた。それだけに、指揮官は「あそこでノーヒットで(2番手の)森脇が行って、それは森脇も難しかったと思うし。その中でも森脇も平井もみんなが何とか粘りながら、守備も守って最少失点に抑えてくれたので。まずは勝ち越せたのは非常に大きいと思うし。また明後日頑張っていきたいと思います」と難しい場面で継投し奮闘した救援陣をねぎらった。

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