オリ連勝ストップ　リクエスト判定めぐり中嶋監督「文句言えないんでしょ。言えないんだからしょうがない」

パ・リーグ   オリックス2―6日本ハム （ 2023年4月8日    京セラD ）

＜オ・日（2）＞4回、リクエストを要求する中嶋監督（撮影・成瀬　徹）
Photo By スポニチ

　オリックスは12残塁の拙攻が響いて連勝ストップ。勝率は5割に戻った。苦手の日本ハム・上沢には12連敗となり、中嶋監督は「つながり的に悪いですよね。ヒットも出てるんですけど、どこで出るかというのが非常に問題であって、それだけじゃないですかね」と振り返った。

　2点ビハインドの4回には微妙な判定でチャンスがしぼんだ。1死一塁から西野のゴロを二塁の谷内がはじき、拾って二塁へトス。二塁・山村審判のアウト判定に、指揮官はすぐさまリクエストを要求した。球場のビジョンに映し出された映像では、一塁走者・茶野の足が早いように見えたが、判定は変わらず。スタンドからどよめきの声が上がり、指揮官はベンチをたたいて怒りをあらわにした。

　試合後にその場面を問われた指揮官は少しの沈黙の後に「どうしたらいんですか。文句言えないんでしょ。なんぼでも言いたいですよ。同じ映像しか見てないんだったら。でも言えないんですから、しょうがないですよね。結構重要なポイントじゃないですか？」と怒りを押し殺すように話した。