“トラウト武将”にMLB公式も反応「似合いますね!」33万円の兜 大谷が被る姿が早く見たい!

[ 2023年4月8日 15:06 ]

ア・リーグ   エンゼルス3-4ブルージェイズ ( 2023年4月7日    アナハイム )

<エンゼルス・ブルージェイズ>初回、先制2ランを放ち兜を被せられるトラウト(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が7日(日本時間8日)、本拠地アナハイムのブルージェイズ戦に「3番・DH」で先発出場。4打数2安打で今季2度目のマルチ安打を記録もチームは逆転負けを喫し本拠地開幕戦を白星で飾れなかった。それでも新たな“本塁打セレブレーション”が初お目見えし、MLB公式ツイッターも反応した。

 初回、トラウトが先制2ランを放ちダイヤモンドを一周後、ベンチに戻ると用意されていたのは日本の家庭で端午の節句に飾られる「兜(カブト)」だった。トラウトはこの兜を目深にかぶり、笑みを浮かべながらナインとハイタッチ。まさに“武将”となっていた。

 エンゼルスは昨季、本塁打を放った打者にカウボーイハットをかぶせる“本塁打セレブレーション”を行っていたが、今季は開幕に間に合わず麦わら帽子で代替。大谷もアスレチックス戦、マリナーズ戦で2試合連発アーチを放った際、2日連続で麦わら帽子をかぶり、ナインに迎えられた。

 球団関係者によると、兜をかぶせる案はクオリティ・コントロール・コーチのティム・バス氏を中心に球団が発案。大谷の承諾を得た上で水原通訳と甲冑などの販売を手がける小売店がやり取りし、中央に獅子があしらわれた兜は海を渡った。製造したのは甲冑工房丸武産業(本社:鹿児島県薩摩川内市)で兜や胴や小手など一式では77万円(税込み)だが、兜のみは33万円(同)という。

 この新たな“儀式”にMLB公式ツイッターも「The new samurai home run helmet looks good on you」(新しいサムライのホームラン兜が似合いますね!)とトラウトが兜を被った写真と合わせて投稿。「スゴイ」「かっこいい!」「なんて素敵な和の装いの祝福」と日本語でも多数、反響が寄せられた。

 大谷がこの兜を被る日はいつ訪れるのか、5月5日の端午の節句以降もこの儀式が続くのか。ますますエンゼルスの試合から目が離せなくなりそうだ。 

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