ロッテ平沢が逆転2ラン!1軍昇格即スタメンで4年ぶり一発「もう最高です」

[ 2023年4月8日 18:08 ]

パ・リーグ   ロッテ5―4楽天 ( 2023年4月8日    ZOZOマリン )

<ロ・楽>8回2死一塁、逆転2ランの平沢(撮影・長久保 豊)
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 ロッテの平沢大河内野手(25)が8回2死一塁から右越えに逆転2ランを放った。公式戦での一発は2019年5月25日のソフトバンク戦以来、4年ぶりで、プロ初の決勝弾となった。

 3―1とリードして迎えた8回、3番手で登板した沢村がフランコに3ランを被弾して逆転を許したが、その裏、岡を一塁に置いて平沢が楽天・西口の149キロの直球を右翼席に運び、再び試合をひっくり返した。

 チームを4連勝に導く値千金の一発。スタンドの“大河コール”を浴びたヒーローは「めちゃ、うれしいです。いやぁ、もう最高です」と声を弾ませた。

 右大腿二頭筋肉離れのため、登録抹消となった荻野に代わって、この日から1軍昇格し、「9番・右翼」でスタメン出場。3回無死一塁で一ゴロ併殺、3回2死満塁では二ゴロに倒れていたが、4打席目に大仕事をやってのけた。

 「真っすぐがいい投手なので、真っすぐに合わせにいった。有利なカウントになったので、真っすぐに絞って甘い球を仕留められたので良かったです」

 オープン戦では初戦にチーム1号を放つなど、14試合に出場して25打数7安打、打率・280と、まずまずの成績を残したが、吉井監督によると「メンバー構成上」、開幕1軍には入れなかった。それでも2軍戦で打率・304と結果を残してチャンスを待ち、1軍昇格即結果を出した。今季のチームスローガン「今日をチャンスに変える。」を体現するち一撃。吉井監督は「スタメンで使って、よく打ってくれた。チャンスを生かしてくれたので良かったと思います」と目を細めた。

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