エンゼルス・大谷が2試合連続安打　2打席連続三振から“3度目の正直”で昨季15勝右腕から右前打

ア・リーグ   エンゼルス－ブルージェイズ （ 2023年4月7日    アナハイム ）

＜エンゼルス・ブルージェイズ＞5回、右前打を放つ大谷（撮影・会津　智海）
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　エンゼルスの大谷翔平投手（28）が7日（日本時間8日）、本拠地アナハイムのブルージェイズ戦に「3番・DH」で先発出場。5回の第3打席で安打を放ち、2試合連続安打をマークした。

　大谷は相手先発、昨季15勝のバジットに第1、第2打席続けて見逃し三振に倒れていたが、“3度目の正直”で快音。相手右腕の初球をキレイに右前へ運んだ。
　
　この日の試合前には花巻東の3学年先輩のブルージェイズ・菊池雄星投手（31）と再会。2日後に登板を控える先輩左腕のブルペン投球と、大谷のキャッチボールのタイミングが重なり、互いの練習終了後に左翼後方で約20分間、談笑。最後はグータッチで互いの健闘を誓い合った。

　試合は初回、2番・トラウトが先制2ランを放ち、本拠地開幕戦に花を添えた。本塁打の新たな“儀式”も披露。ダイヤモンドを一周後、ベンチに戻ったトラウトに手渡されたのは、日本の家庭で端午の節句に飾られる「兜（カブト）」。現地リポーターによると、大谷が用意したという逸品だそうで、ムードメーカーとしての役割も果たした。