ヤクルト尾仲　古巣阪神相手にスクランブル先発も3回1失点

セ・リーグ   阪神―ヤクルト （ 2023年4月8日    甲子園 ）

＜神・ヤ＞ヤクルト先発の尾仲（撮影・北條　貴史）
Photo By スポニチ

　ヤクルト・尾仲祐哉投手（28）が先発し3回2安打1失点。予告先発されていたピーターズが先発を回避。急きょ託されたマウンドで仕事を果たした。

　中継ぎ要員として7日に出場選手登録されたばかりの右腕が移籍後初登板。しかも戦力外となる昨季まで在籍した古巣相手に好投。「急きょ、先発という流れになりましたが、自分にとってはチャンスだったので、思い切ってどんどん腕を振っていこうという気持ちでマウンドに上がりました。3イニング目には少しボールを操ることができなかった。今後、長いイニングを投げることがあると思うので、しっかり調整していきたいです」と振り返った。

　尾仲は16年ドラフト6位でDeNAに入団。同年オフに阪神からFA移籍した大和の人的補償として阪神に移籍した。阪神を戦力外となり、ヤクルトと支配下契約を結んだ。