阪神大学リーグ開幕 4連覇中の天理大が白星スタート 真城完投勝利「春は5勝とタイトル」

[ 2023年4月8日 13:05 ]

1失点完投した天理大・真城
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 阪神大学野球2023春季リーグ戦が8日、大阪市の南港中央野球場で開幕した。

 4連覇中の天理大は4―1で開幕白星スタート。0―0で迎えた5回1死二、三塁、9番・小林太郎(4年=松商学園)の遊ゴロで先制し、続く1番・井脇将誠(3年=尽誠学園)の適時二塁打で1点を追加した。6回には、1死二塁から5番・近藤遼一(4年=八戸学院光星)、6番・天野航也(3年=報徳学園)の連続二塁打で加点した。

 投げては真城翔大(4年=高知商)が甲南大打線を1失点に抑え、昨春のリーグ戦以来の完投勝利を挙げた。

 「開幕戦なので緊張はしていましたが、味方が点を取るまではゼロに抑えていこうと思っていました。8回に甘く入った球を打たれて失点したのは反省点です」

 昨春はベストナイン、最優秀投手を受賞したが、秋は調子が上がらず1勝2敗に終わっていただけに最終学年の今年はリベンジの年と気合十分。「春は5勝とタイトルも取りたいです」と、意気込んでいる。

 藤居海斗(4年=近江)、本間悠貴(4年=大冠)と先発陣が揃う中、真城を開幕投手に起用した藤原忠理監督は「後半ちょっとバテていたが、よく投げた」と、エース復活を喜んでいた。

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2023年4月8日のニュース