巨人・大久保コーチ「昨日、気配は出てると言ったはず」と坂本にホッ　丸は「持っている」

セ・リーグ   巨人3―6広島 （ 2023年4月8日    マツダ ）

＜広・巨＞7回、本塁打の坂本（左）はナインの出迎えを受ける　（撮影・西川祐介）
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　巨人の坂本勇人内野手（34）が開幕8戦目となった8日の広島戦（マツダ）で待望の初安打をマーク。今季23打席目の初安打をバックスクリーンへ飛び込む1号ソロで決めたのに続いて8回には2打席連続安打となる左前打も放ち、4打数2安打1打点と結果を残した。

　試合後、大久保博元打撃チーフコーチ（56）との一問一答は以下の通り。

　――坂本が初安打。

　「昨日、気配は出てると言ったはず。真っ暗闇で画びょうあって歩いていたのが、蛍光灯ぐらいついて、豆電球ぐらいついてるように見えて間もなくだなと思っていた。一番はホームランよりも、ホームランはもちろん風もあるし、その後の打席で引っ張ったファウルを打てた。もう完全にきたな。今のベストは出るなと思ったら案の定打つ。ファウルが出なかったんですよ。速い系の真っすぐとかカットを引っ張れなかった。引っ張れるってことはヘッドが立ったっていうことですよね。ファウル打てて勝負になるなと」

　――丸も1本。

　「もうちょっとでしょうね。あの当たりがドームではヒットにならない。あの人は持っているなと思いましたよ。とにかくヒットですよね。薬になるのは。一番打ちたいのは我々じゃなくて本人」