トラウト“兜弾”で先制、大谷マルチ安打も逆転負け…ネットには「なおエ兼続」の声、兜はオリジナルも

[ 2023年4月8日 14:53 ]

ア・リーグ   エンゼルス3―4ブルージェイズ ( 2023年4月7日    アナハイム )

<エンゼルス・ブルージェイズ>8回、二塁打を放ちベンチに向かってポーズを決める大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が7日(日本時間8日)、本拠地アナハイムのブルージェイズ戦に「3番・DH」で先発出場し、4打数2安打で今季2度目のマルチ安打を記録した。ただ、チームは逆転負けを喫し本拠地開幕戦を白星で飾れなかった。

 エンゼルスは初回無死一塁からトラウトが先制2ランを放ち、“新儀式”として、ベンチに用意された日本の家庭で端午の節句に飾られる「兜(カブト)」をかぶり、盛り上げた。

 この兜は甲冑工房丸武産業(本社:鹿児島県薩摩川内市)の逸品で値段は33万円。球団関係者によると、兜をかぶせる案はクオリティ・コントロール・コーチのティム・バス氏を中心に球団が発案。大谷の承諾を得た上で水原通訳と甲冑などの販売を手がける小売店がやり取りし、中央に獅子があしらわれた兜は海を渡ったという。

 だが、トラウト&大谷の活も勝利につながらなかった。7回にビシェットに3ランを浴びて逆転負けを喫する“なおエ”な展開。この日は兜が登場したことから戦国武将・直江兼続を念頭に「なおエ兼続」というワードもツイッターに現れた。

 ちなみにエンゼルスが使っている兜は、丸武産業オリジナル。直江兼続は「愛」の文字を兜に掲げていることで知られる。

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