糸井嘉男氏「とんでもないトコ来たなと」 金本監督との出会いから阪神入団「首がタテにしか振れなかった」

[ 2023年4月8日 21:58 ]

糸井嘉男氏
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 昨季限りで現役を引退した糸井嘉男氏(41、現・阪神スペシャルアンバサダー)が8日放送のフジテレビ「ジャンクSPORTS」(土曜後5・00~)に出演。野球人生が変わったという出会いについて語った。

 糸井氏は人生が変わった出会いについて「金本監督です」とキッパリ。続けて「オリックスからFA宣言して、そもそもある程度決まっていた球団があったんですけど、一番遅くに阪神が金本監督を引き連れて“糸井出せ!会わせろ!”とコンタクトがあって僕は断っていたんです。それでも“1回だけでいいから”としつこかったので会わせていただいて…」と話した。

 MCの浜田雅功から「なんて言われたの?」と聞かれると、糸井氏は「熱いお言葉と乱暴的なお言葉と実際そうやったんで言うんですが、首がどんどんタテにしか振れない…ノーと言えなくなってきて、最後はやります!っと言っちゃいましたね」と苦笑い。

 阪神入団後には金本監督の行動について衝撃を受けたとし「ある試合で藤浪投手が(相手選手の)頭に当ててしまった試合があって、もう真っ先に乱闘ですよね。一回僕も経験したんですけど、(監督は)飛び蹴りしてました。とんでもないトコ来たなと思いましたね」と話し、スタジオの笑いを誘った。

 一方、元日本ハムの岩本勉氏は糸井氏の爆笑エピソードを披露。「糸井君は天然キャラというのは皆さんご存知だと思いますが、ある時羽田空港でえらい怒っていた時があったんで、何がそんなに気分悪いんや?って聞いたら“鳥取のちょっと上にある沖縄までキャンプ行くのに3時間ってどういう事ですか?”」と答えたことがあったと紹介。この返答を不思議に思った岩本氏は、さらに糸井氏に質問していくと「どうも糸井君は日本の地図を天気予報でしか見ていなかった」と驚きの勘違いがあったことが判明。テレビの天気予報の画面には、よく鳥取県の左斜め上付近に沖縄が映ることがあるため誤認してしまったもようだ。

 この件に関して糸井氏は「あの時は若かったんで、そう思い込んでました。本当の話です」と事実だったことを認め、再びスタジオが笑いで包まれた。

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