高津監督 CS無傷3連勝の要因明かす!采配は「とにかく受け身にならないことを考えた」

[ 2022年10月14日 23:14 ]

セCSファイナルステージ第3戦   ヤクルト6ー3阪神 ( 2022年10月14日    神宮 )

セCSファイナル<ヤ・神>日本シリーズ進出を決め、笑顔でシャーレを掲げる高津監督(撮影・尾崎 有希)
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 ヤクルトは神宮球場で行われた阪神とのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第3戦で、0―3で迎えた7回にわずか1安打で一挙5得点。無傷の3連勝で1位チームにあらかじめ与えられるアドバンテージ1勝を含めて4勝0敗とし、2年連続9度目となる日本シリーズ進出を決めた。22日開幕の日本シリーズでは球団初となる2年連続日本一に挑戦する。

 試合後の優勝記者会見に出席した高津監督は「選手はもちろんスタッフであったり裏方さんであったり、皆が勝利へ一丸となれたことが3連勝出来た大きな要因だと思ってます」とコメント。

 今季最多勝、最高勝率、最優秀防御率の“投手3冠”を獲得した相手エース右腕・青柳に苦しみながらも7回に挙げた5得点については「いやー四死球と失策があったんですけど、なかなか青柳投手を打つことが難しくて…それでも普段から野手や投手の次へ次へつなげようとする姿勢が最後の逆転劇を呼んだのかなと」と振り返った。

 采配で気を付けていることを尋ねられると「とにかく受け身にならないことを考えてました。常にどんな劣勢でもどれだけ負けていても次の1点を取りに行く、防ぎにいく姿勢だけは持って戦わないと選手が腰を引いてしまったり思い切ったプレーができなかったりするので。強気というか前へ前へという思いでした」とコメント。

 日本シリーズに向けた意気込みを聞かれ「セリーグ王者として恥ずかしくない戦いがしたい。日本のプロ野球ファンの皆さんに“いいシーズンだったね”と言ってもらえるようなシリーズにしたいです。最後には日本一になって今シーズンを締めくくりたい」と締めくくった。

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