ヤクルト守護神マクガフが仁王立ち! 最後は3者凡退でピシャリ

[ 2022年10月14日 22:46 ]

セCSファイナルステージ第3戦   ヤクルト6―3阪神 ( 2022年10月14日    神宮 )

<ヤ・神>最後を締めたマクガフに飛びつく青木(撮影・長久保 豊)
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 ヤクルトの守護神、スコット・マクガフ投手(32=米国)が阪神とのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第3戦(神宮)で最後をピシャリと締めくくった。

 12日の第1戦はチームが7―1で快勝したため出番なし。前日13日の第2戦では5―2で迎えた9回に5番手として登板したが、先頭の近本を四球で歩かせ、大山に二塁打された無死二、三塁からマルテの犠飛で1点を失った。

 そして迎えたこの日の第3戦は6―3で迎えた9回に5番手として登板。糸原を二飛に打ち取り、中野は三飛。代打・原口をスプリットで空振り三振に仕留めて2年連続9度目となる日本シリーズ進出が決まると、マウンドに雄叫びをあげて喜びを爆発させた。

 来日4年目となった今季はレギュラーシーズンで55試合に登板して自己最多となる38セーブをマーク。39セーブのR・マルティネス(中日)にわずか1差でセーブ王のタイトルは譲ったものの防御率2・35も来日後ベストの数字となった。

 レギュラーシーズン最終登板となった2日の阪神戦(甲子園)では3―1で迎えた9回に登板するも梅野と栄枝に適時打を許して追いつかれ、チームは延長12回の末に3―3の引き分け。苦しい思いもしてたどり着いた日本シリーズ。球団初の2年連続日本一へ向け、マクガフの力が今年も必要だ。

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