日本ハム・畔柳 新庄監督の指摘で「帽子が落ちない」新フォームを習得中 最速は153キロ

[ 2022年10月14日 06:00 ]

第19回みやざきフェニックス・リーグ   日本ハム2―2DeNA ( 2022年10月13日    SOKKENスタジアム )

<日本ハム・DeNA>初回、DeNA・知野を空振り三振に仕留める日本ハム・畔柳
Photo By スポニチ

 日本ハムのドラフト5位・畔柳が新投法を披露した。13日、フェニックス・リーグのDeNA戦に先発。プロ入り後最長の2回2/3を投げて5安打2失点で降板したものの、自己最速タイとなる153キロをマークし「1軍の打者がいる中で、直球で押せたのは自信になった」と確かな手応えを口にした。

 1軍デビューした先月25日の楽天戦では、投げるたびに帽子を飛ばす投球が話題となった。試合後に新庄監督から「ちょっとヒモをつけてもらわないと」とユーモアを交えた指摘があり、より頭の位置がぶれない投球フォームに改良中。初回は一度も帽子を飛ばすことなく、2三振を奪うなど成果も見せた。

 しかし、2、3回は2度ずつの計4度帽子を飛ばしてしまい「疲れてくると、上体が振られて帽子が落ちてしまう。複数イニングで疲れが出ないよう、体力をもっと上げていかないといけない」と課題も見つけた。帽子とともに、出力も落とさない新フォームを完全習得し、2年目の飛躍を狙う。(清藤 駿太)

続きを表示

2022年10月14日のニュース