ヤクルト高津監督 ノムさんも成し得なかった初の日本一連覇を宣言「ファンとともに“絶対”つかみ取る」

[ 2022年10月14日 22:30 ]

セCSファイナルステージ第3戦   ヤクルト6ー3阪神 ( 2022年10月14日    神宮 )

セCSF<ヤ・神>シャーレを掲げる高津監督(撮影・大森 寛明)
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 ヤクルトは神宮球場で行われた阪神とのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第3戦で、0―3で迎えた7回にわずか1安打で一挙5得点。無傷の3連勝で1位チームにあらかじめ与えられるアドバンテージ1勝を含めて4勝0敗とし、2年連続9度目となる日本シリーズ進出を決めた。22日開幕の日本シリーズでは球団初となる2年連続日本一に挑戦する。

 今季2度目の胴上げで5回宙を舞った高津監督は試合後「セリーグのチャンピオンとなって、ここで負けるわけにはいかないと。必ず日本シリーズに出たいと思ってました」とコメント。

 続けて「リリーフ投手というのは毎日準備して凄く難しいポジションだと思ってます。僕も経験があるんですけど、それを一年間耐え抜いた選手たちには本当に感謝しています」と救援陣を称賛した。

 ヤクルトの日本シリーズ出場は昨年に続き9度目。2年連続出場は野村克也監督が率いた92年(対西武=3勝4敗)、93年(対西武=4勝3敗)以来29年ぶり2度目。野村監督でも成し得なかった日本一連覇へ向け「ここまでこれたのは選手の頑張りが全てですけど、またあの緊迫したハラハラドキドキした試合を経験させてあげられることは僕自身も凄くうれしく思います。初の連続日本一を目指して頑張りたいと思います」と意気込み。

 最後に「せっかくつかんだチャンスなので全国のスワローズファンとともに“絶対”つかみ取りたいと思います」と力強く宣言した。

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