阪神次期監督内定の岡田氏 ポスティング申し入れの藤浪に“言及”「10年目でしょ。もう…」

[ 2022年10月14日 05:15 ]

セCSファイナルステージ第2戦   阪神3―5ヤクルト ( 2022年10月13日    神宮 )

ラジオ解説のため神宮球場を訪れた岡田氏(撮影・大森 寛明)
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 阪神の次期監督に内定している岡田彰布氏(64)が神宮入りし、ABCラジオで解説を務めた。スタメン落ちした佐藤輝について「チームは点が取れない状況が続いている。きのうの内容も悪かったけど、ここに来て外すのはきつい」とコメントした。

 さらに「佐藤輝を外して、点を取るためにマルテ、原口で5、6番を組んだ。そこに初回チャンスが回ったのに加点できない。流れが悪かった」と敗因を挙げた。佐藤輝の現状については「松井秀喜も言っていたけど、何を狙っているか分からない。打てないところは見逃せばいい。弱点まで打とうとしなくていい」と発想の転換を求めた。

 阪神とヤクルトの差については「ブルペンも防御率はいいけど、借金が多かった。後ろ(の投手)で貯金をつくれなかったのが勝ちきれなかった原因。ヤクルトは貯金をつくっている」と再編成の必要性を強調。また、ポスティングによるメジャー挑戦を球団に申し入れた藤浪については「10年目でしょ。もう自分しかない。最終的には」とだけコメントした。

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2022年10月14日のニュース