ヤクルト・長岡 村上超えPS球団最年少弾 歴代年少2位の21歳0カ月

[ 2022年10月14日 05:20 ]

セCSファイナルステージ第2戦   ヤクルト5-3阪神 ( 2022年10月13日    神宮 )

<ヤ・神>4回、ソロホームランを放った長岡(右)を迎える村上(撮影・椎名 航)
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 21歳の可能性が詰まった、迷いのないスイング。ヤクルト・長岡がCS初アーチ。1点リードの4回1死、2ボールから同学年の西純の3球目。「直球一本に絞って思い切って打った」。145キロ直球を右翼席中段へと運ぶ豪快な一発だった。

 今季は遊撃のレギュラーをつかみ、139試合に出場。しかし2回2死一、二塁の守りで失策し「守備で迷惑をかけた。取り返したい気持ちだった」。21歳0カ月でのCS初アーチは3回の村上を抜く球団最年少で、08年の平田(中日)に次ぐ2番目の年少記録だ。

 その村上とはシーズンから3号連続アベック弾となった。長岡はシーズンと合わせて今季10本塁打目だが、うち8本が村上とのアベック弾でさらにチームは全勝と若き2人は吉兆となっている。
 ≪年少歴代1位は08年の中日・平田20歳7カ月≫長岡(ヤ)が4回にCS初本塁打。21歳0カ月での一発は、3回に本塁打した村上の22歳8カ月を抜く球団のCS球団最年少記録。歴代でも08年ファイナルS第2戦の平田(中)の20歳7カ月に次ぐ年少2位となった。

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2022年10月14日のニュース