ヤクルト・オスナ CS2戦連発でMVP獲得 2年連続日本シリーズ進出に「なかなか経験できないこと」

[ 2022年10月14日 23:02 ]

セCSファイナルステージ第3戦   ヤクルト6―3阪神 ( 2022年10月14日    神宮 )

<ヤ・神>MVPに選出されたオスナは高津監督とハイタッチ(撮影・大森 寛明)
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 ヤクルトのホセ・オスナ内野手(29)は、第1戦で先制3ラン、第2戦で2ランを放つ2戦連発の大活躍でMVPを獲得。2年連続9度目となる日本シリーズ進出に貢献した。

 試合後に行われた共同会見で今の気持ちを聞かれたオスナは「素晴らしいチームで3連勝をとって、チーム一丸となった3連勝だったと思いますし、2年連続日本シリーズ進出というのはなかなか経験できないことで、信じられない」と笑顔。MVP獲得には「とても良い気持ちです。とにかく毎日チームの勝利に貢献したいっていう気持ちで、グラウンドで練習したり、プレーしたりしているので、それがMVPという形につながったのは自分として、とてもうれしいです」と喜びを語った。

 第1戦の初回に阪神先発の西勇から、チームを勢いづける先制3ランを放ったオスナ。「甘い球を待って、強く振るっていうシンプルなアプローチだった。西(勇)投手が投げた球は結構いい所にいったと思うんですけど、なんとか自分の良いスイングを出来てそれをスタンドに運べたことはとてもうれしいです。全員のつなぎたい気持ちが、まさにその瞬間に伝わったのかなと思います」と振り返った。

 チームのムードメーカー的存在であることには、「打線もみんな状態良くてここまで来れたと思います。野球っていう仕事なんですけど、まずはとにかく楽しくやりたいっていう感じで、チームメイトたちもたまに落ち込みますけど、それを自分が何とかカバーしたい、盛り上げたいっていう気持ちでした」と話していた。

 チームについては「みなさんご存じの通り、とても強いチームです」と話し、「2年連続で日本シリーズ進出、リーグ優勝っていうのはなかなかできないことですし、チーム状態が非常に良くて日本シリーズに行っても全力で勝ちに行きます」と日本シリーズへ意気込み。最後には「シンプルに優勝したいです。全員団結して、一丸となって勝ちに行こうという気持ちが強いです」と言葉に力を込めた。

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2022年10月14日のニュース