オリックス、中嶋チルドレン熱投!山崎颯と宇田川が真っ向勝負でソフトバンクの反撃ムード絶ち切った

[ 2022年10月14日 05:00 ]

パCSファイナルステージ第2戦   オリックス4ー3ソフトバンク ( 2022年10月13日    京セラD )

オリックスの山崎颯
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 オリックスの中嶋チルドレンがキラッキラに輝いた。勝ち越した直後の6回にマウンドに上がったのは宇田川だ。遊撃内野安打と四球で無死一、二塁を背負ったが、牧原大と代打・中村晃をいずれも左飛。最後は代打・グラシアルを5球続けた真っすぐで空振り三振に斬った。

 7回は山崎颯がソフトバンクの反撃ムードを絶ちきる3者凡退。先頭・甲斐への4球目が自己最速の159キロをマークした。球団の日本人投手では今年7月9日のロッテ戦での山本に並ぶ最速タイ。「あまりスピードガンは見ないようにしているのですが、みんながウォーっというので160キロが出たんかなと思ったら、159キロでした」と笑った。

 宇田川は育成ドラフトで入団して2年目の今年7月に支配下登録されたばかりで、すでに2勝3ホールドを記録。山崎颯は今季途中に先発から中継ぎに配置転換されて勝利の方程式へ食い込んだ。1998年生まれの同い年の右の剛腕がつないでの逃げ切り1勝に、中嶋監督は「こんなゲームですし誰もが苦しいと思うんですけどね。よく投げたと思います」とただ今ブレーク中の若い2投手をたたえていた。(畑野 理之)

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