【阪神・矢野監督語録】無念の終戦にも「この選手たちとやれたこともそうやし、感謝しかないね」

[ 2022年10月14日 22:17 ]

セCSファイナルステージ第3戦   阪神3-6ヤクルト ( 2022年10月14日    神宮 )

セCSファイナル<ヤ・神>レフトスタンドのファンに頭を下げる矢野監督(撮影・椎名 航)
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 阪神が14日、CSファイナルステージ(S)第3戦でヤクルトに敗れ、敗退が決まった。レギュラーシーズンは68勝71敗4分けの勝率・489でリーグ3位。過去、勝率5割未満で日本一に輝いたチームはなく、「史上最大の下克上」へ挑戦していたが、夢はついえた。また、就任4年目の今季限りでの退任を発表していた矢野燿大監督(53)は、これがラストゲームとなった。

 以下は、試合後の矢野監督と一問一答。

 ―選手は一生懸命、最後までプレーした。
 「もちろん、勝てるチャンスがあっただけに悔しいし、野球の難しさとね、いろんなことは、この1試合だけでも経験させてもらえたかなと思うけど」

 ―青柳は好投して、4番の大山も打った。
 「ヤギは本当に丁寧にいきながら気持ちも前に出していくような投球を出してくれたし、ヤギの責任っていうのは十二分に果たしてくれたしね、シーズンの中でもタイトルを取ることもそうやし、この1試合にかけるものもそうやし、素晴らしい投球をしてくれました」

 ―7回はエラーが出た。
 「ぎりぎりのプレーやったと思うからね。あれをアウトにするチームになっていかないとダメだし、あれでいいとは思えないんで、みんながしっかり受け止めながら、一人一人成長していくしかないと思います」

 ―ファーストステージで苦しんでいた大山が4番の働きをした。
 「また明日かどこかでしゃべるところもあるだろうし、あんまり今日しゃべってもあれやろうし。よくやってくれたと思う」

 ―今終わった率直な気持ちは。
 「いや、もう感謝しかないよね。俺が退任することはもちろんファンの人もキャンプの時に伝えてるからもちろん知ってるわけで、それでもああやって、送り出してもらえるというとなんだけど、最後もああやって声援してもらえるのはあれやし、この選手たちとやれたこともそうやし、感謝しかないね」

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