“ネクスト大谷”ドラ1候補の日体大・矢沢宏太 指名漏れから4年…急逝した父に「1位指名の晴れ姿を」

[ 2022年10月14日 13:00 ]

15日放送のTBS「バース・デイ」では、“ネクスト大谷”日体大・矢沢宏太に密着する(C)TBS
Photo By 提供写真

 “ネクスト大谷翔平”と呼ばれる今秋ドラフト1位候補の日体大・矢沢宏太が、15日放送のTBS「バース・デイ」(土曜後5・00)に出演する。4年前の指名漏れの悔しさを胸に、大学で磨いた二刀流。“どん底”から世代ナンバーワン選手へと飛躍を遂げた秘密に迫る。

 “ネクスト大谷”と称され、大学トップクラスの実力を持つ二刀流選手として、20日に行われるプロ野球ドラフト会議で1位指名が有力視されている矢沢。藤嶺藤沢高3年生だった4年前の2018年、プロ志望届を提出したが、「日本ハム・吉田輝星」「中日・根尾昂」「千葉ロッテ・藤原恭大」と甲子園を沸かせたスターたちが指名される中、甲子園出場経験のない矢沢の名が呼ばれることはなかった。

 その2カ月後、最愛の父が急逝した。矢沢は日本体育大学への進学を決意し、4年後に1位指名の晴れ姿を家族に見せると心に誓った。

 大学に進学した矢沢は「二刀流」という大きな決断をする。DH制が主流の大学野球では、プロと同じように投手か野手のどちらかに専念するのが一般的だが、敢えて「二刀流」を続行。投手でも野手でもドラ1を目指す、茨の道を選択した。

 高校時代の指名漏れから、世代ナンバーワン選手に成長した。プロ入り後には「佐々木朗希君のストレートは打席に立ってみたいです。164キロがどのくらいなのか気になります」と1学年下のロッテ・佐々木朗希との対戦を熱望する。

 指名漏れの屈辱、父の急逝から4年。どん底からドラ1候補へと飛躍を遂げた矢沢が歩んだ日々を振り返る。

続きを表示

2022年10月14日のニュース