仙台育英4強　先発・湯田が完封に須江監督「湯田さまさまさまさま」

秋季高校野球東北大会　準々決勝   仙台育英3－0鶴岡東 （ 2022年10月13日    荘内銀行・日新製薬スタジアムほか ）

＜仙台育英・鶴岡東＞2安打完封勝利を挙げた湯田（撮影・柳内　遼平）
Photo By スポニチ

　今夏の甲子園で東北勢初の日本一に輝いた仙台育英（宮城）が秋季東北大会準々決勝で鶴岡東（山形）を3―0で下し、準決勝に駒を進めた。今夏の甲子園では3試合に登板した最速146キロ右腕・湯田統真（とうま、2年）は112球の熱投で2安打完封勝利。高校初の完投で10三振も奪い「打たせて取るイメージが完投につながった」と振り返った。

　来春の選抜出場当確ラインまで、あと1勝に迫った須江航監督は「湯田さまさまさまさま」と独特の表現で背番号10を絶賛。14日の能代松陽（秋田）との準決勝は連戦となるだけに「少ない投手でつなぎたいなと思っていた。それをやってくれて本当にありがたい」と語り「粘り強さを出して最後に1点勝つ試合ができたら」と言葉に力を込めた。