阪神　陽川の犠飛で先制　左腕・高橋対策で起用の伏兵が役割果たす「割り切れたことが、いい結果に」

セCSファイナルステージ第3戦   阪神―ヤクルト （ 2022年10月14日    神宮 ）

セCSF＜ヤ・神＞　4回1死一、三塁、先制犠飛を放った陽川はナインとタッチをかわす（撮影・大森　寛明）
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　崖っぷちに立たされた阪神が先制した。

　4回は先頭の大山が四球を選ぶと、続くマルテが二塁後方への安打を放ち、無死一、三塁のチャンスをつくった。ここで前の打席で犠打を失敗した佐藤輝に打席が回ったが、初球を三邪飛。それでも続く陽川が中犠飛を放ち先制点を呼び込んだ。

　陽川は「いい流れでつくったチャンスでしたし、自分としても前の打席でやられていたので、何とかという気持ちでした。“犠牲フライでもいい”と打席の中で割り切れたことが、いい結果につながりました」とコメント。

　負けると敗退が決まる、命運を握る一戦で、阪神が先手を奪った。