【高校野球】東北 ダルビッシュ2世の活躍で選抜大会選出当確 ハッブス好救援「野球の神様がいる」

[ 2022年10月14日 13:13 ]

秋季東北大会 準決勝   東北6―2聖光学院 ( 2022年10月14日    荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた )

聖光学院を下し、決勝進出を決めた東北(撮影・柳内 遼平)
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 東北(宮城1位)が14日、東北大会準決勝で聖光学院(福島1位)を6―2で下し、決勝進出を決めた。東北地区は来春センバツの出場枠が3で、選出への当確ランプを灯した形となった。あさって16日は仙台育英(宮城)―能代松陽(秋田)の勝者と決勝を戦う。

 初回に1失点で聖光学院に先制を許すも、直後の2回の攻撃で4番・佐藤玲、6番・大竹のソロで逆転に成功した。2―2で迎えた8回には1番・金子の2ランなどで一挙4得点の猛攻で試合を決めた。

 エース右腕のハッブス大起(2年)は2回から登板し、6回を5安打1失点の好リリーフでチームに流れを呼んだ。今夏の甲子園で4強入りした強豪相手の勝利に「自分たちは野球の神様がいると思っている。監督さんがおっしゃているのは“野球の神様は奇麗好き”ずっと寮やグラウンドの掃除をやってきました。技術以前の人として大事なこと、野球の神様、仲間、自分を信じた結果がこの結果だと思います」と喜びをかみしめた。

 米国人の父と日本人の母を持つ1メートル85の大型右腕。憧れの右腕は同校OBのダルビッシュ有。最速は145キロを誇り、スライダー、カーブ、カットボールなどの変化球も巧みに投げる分ける。出場が濃厚となった甲子園の舞台に「自分より数段上のレベルの選手がいっぱいいると思います。東北高校の一致団結した力が通用するかチャレンジャーとして乗り込んでいきたい」と意気込んだ。

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