ヤクルト高津監督「積極的にいこうという姿勢は、全然僕はオッケー」オスナけん制死、塩見の盗塁死責めず

[ 2022年9月7日 22:20 ]

セ・リーグ   ヤクルト1―9阪神 ( 2022年9月7日    甲子園 )

<神・ヤ>6回1死一塁、伊藤将のけん制球で一、二塁間に挟まれ、タッチアウトになる一走・塩見(右)(左は一塁手・マルテ)(撮影・坂田 高浩) 
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 首位ヤクルトは7日の阪神戦(甲子園)に1―9で敗戦。先発の高梨裕稔投手(31)が3回1/3を3安打5四球6失点で7敗目。史上最年少3冠王へ注目の村上宗隆内野手(22)は5月12日中日戦(神宮)以来となる今季6度目の併殺打を記録するなど、10試合ぶりの無安打に終わった。なお、優勝マジック最短点灯は9日に延びた。

 試合後の高津臣吾監督(53)との一問一答は以下の通り。

 ――高梨が3回1/3を3安打5四球で6失点。

 「3回までは何とかゲームをつくっていい感じでできていたんだけど、不運なヒットもあったけど、ストライクとボールはっきりしていた。ストライクが入らない、ランナーためてしまうとなってしまっては、(4回は)ビッグイニング(6失点)になったけれど、追いかける野手も難しさがあったのかな」

 ――高梨の調子はどう見えた。

 「ストライクが入る球と入らない球がはっきりしていたので、相手からしたら狙いやすくはなるよね。本格派で150キロ、155キロが出るわけじゃないですし、いかにコンビネーション、制球、いろいろ組み合わせて抑えていくのが彼のスタイルだと思うけれど、それがちょっとどこかで狂っているような気がします」

 ――伊藤将の前に、なかなか連打が出ず。

 「四球もなくて、チャンスらしいチャンスが、なかなかなかった。タイミングも合ってないし、制球もいいし、なかなか簡単に捉えられなかったですね」

 ――4回の6失点が響いた。

 「それだけではないと思うけど、次回また対戦あると思うので、考えなきゃいけないことはたくさんある」

 ――2回はオスナのけん制死、6回は塩見の盗塁死もあった。もったいなかったか。

 「積極的にいこうという姿勢は、全然僕はオッケーだと思う。そのなかのミスだと理解すれば、あんまりそこを責めるつもりはない。あとは状況であったり、判断であったり技術だったりを反省して、勉強してだと思います」

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