村上に雪辱の阪神・伊藤将「前回悔しい思いをしたので、やり返す気持ちで投げました」

[ 2022年9月7日 22:09 ]

セ・リーグ   阪神9―1ヤクルト ( 2022年9月7日    甲子園 )

<神・ヤ>ヒーローインタビューでポーズを決める(左から)梅野、伊藤将、近本(撮影・坂田 高浩) 
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 阪神・伊藤将は1失点完投で9勝目を挙げた投球を「低めに、丁寧に投げることもできましたし、梅野さんのリードを信じて投げた結果、こうやって完投することができました」と振り返った。

 
 以下はヒーローインタビューの一問一答。

 ▼伊藤将
 ―今の気持ちは。
 「気持ちいいです」

 ―今日の投球を振り返って。
 「低めに、丁寧に投げることもできましたし、梅野さんのリードを信じて投げた結果、こうやって完投することができました」

 ―前回3ランを被弾した村上にリベンジした。
 「前回悔しい思いをしたので、梅(野)さんとやり返す気持ちで、今日は投げました」

 ―試合前に梅野選手とそういった話はあったか。
 「はい、ありました」

 ―6完投目。最後までマウンドを譲らない意識は。
 「先発やらせてもらってるので。やっぱりマウンドは譲りたくないっていう気持ちがあるので、結果、6完投できました」

 ―7回の2点適時打を振り返って。
 「そうですね、打ててよかったです」

 ―甲子園10連勝。負けない要因は。
 「ホームのグラウンドなので、1つでも多く甲子園で勝てるように投げています」

 ―ファンの声援の中で10連勝。
 「やっぱりファンの声援のおかげで、こうやって自分も勝てているので、熱い声援よろしくお願いします」

 ▼梅野
 ―試合前に伊藤将とどんな話を。
 「(伊藤)将司が前回、前々回と悔しい思いをしてるし、“梅さん、きょうやったりますよ。打たれたら知りません”っていうぐらい割り切りを持って将司がいってきたので、それに応えられるよう、しっかり1人の打者を研究して、こうやって抑えていこうっていった直後に抑えれたんで。本当、男気のある将司が、試合前からそういうふうに言っていたので。男だな、と思いました」

 ―前回やられたヤクルトにやり返した。
 「前回、前々回と悔しい顔を。長いイニング投げてるけどなかなか、最後にやられるというところが多かったので。最後までいくっていう気持ちを持って、マウンドに上がり続けた結果が。アクシデントもあったんですけど、強い気持ちで最後まで投げてくれたので。自分も本当にやりがいありましたし、将司の最後、満足した顔を見れたのがよかったです」

 ―4回の適時打。
 「悠輔から始まり、満塁になってプレッシャー掛かるところで(木浪)聖也が押し出しの四球をとってくれたので、打席には気持ち的にも楽には入れましたし、追い込まれて三振はしないようにと。そういう執念というか、結果が三遊間抜けてくれたんで。みんなでつないだ打点だったんじゃないかなと思います」

 ▼近本
 ―4回の走者一掃三塁打。
 「梅野さんが執念のあるヒットで2点取って、自分は(打席に)気持ち的には楽に入ってたんですけど、“試合ここで決めたろ”という気持ちで入っていたので、いい形で追加点できてよかったです」

 ―4打点の活躍。
 「4打点はいままでないんじゃないかなっていうくらい、あんまり打点挙げられないんですけど、そういう回ってきたところで自分の打撃ができるようにやっていきたいと思います」

 ―個人目標も含めた今後への意気込み。
 「最後までしっかり諦めず、チームのためにやっていくんですけど。そのために自分が引っ張って走って、チームに勢いのある試合の流れを持って行きたいと思うので、頑張っていきます」

 ▼梅野
 ―最後に一言。
 「明日はゲームがなく、横浜に移動ではいるので、明後日必ず勝って、また甲子園に帰って期待と思うので、みなさん心の中で“勝つばい”とお願いします。近本が自分と初めてらしいので、“うれしい”といっていたので、こうやってできるのはうれしく思います。それではみなさん、いきます。明後日も、勝つばーい!」

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