広島・九里 31歳初登板で“一発回答” 反省いかして「丁寧に投げて」無四球快投 CSに望みつないだ

[ 2022年9月7日 04:45 ]

セ・リーグ   広島4-2中日 ( 2022年9月6日    バンテリンD )

<中・広>3回、先制3ランホームランを放った秋山(左)を迎える九里(右)ら広島ナイン(撮影・椎名 航)
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 広島の九里が中5日の先発マウンドで粘りの投球をみせた。6回2/3を7安打2失点で6勝目。登板4試合ぶり、チームにとっては重要なカード初戦で勝利へと導いた。

 「状態は良くなった。丁寧に投げることを心がけながら。何とか粘ることができて良かったなと思います」

 唯一のピンチは4点優勢の4回だった。無死一塁から阿部に被弾。なおも1死からA・マルティネスに左前打を浴びた。しかし続く木下を1ストライクから内角への直球で三ゴロ併殺。2失点で切り抜けた。前回8月31日の阪神戦では3回1/3を4失点で、前々回8月24日のヤクルト戦も4回3失点で降板。2戦連続で先発の役割を果たせていなかった。その反省を生かし、丁寧に投げた結果が無四球として表れた。

 「ストライク先行、四球もなかった。しっかり投げてくれた」

 佐々岡監督も及第点を与える内容だった。中日戦は今季3試合目の登板で待望の初勝利。「31歳になって初めての登板で勝つことができて良かった」。9月1日に31歳の誕生日を迎えた投手キャプテンがCS進出へ向けて望みをつなげた。

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2022年9月7日のニュース