ドラフト候補右腕の専大・菊地吏 12球団スカウトの前で4安打完封、ヤクルト・小川GM「完成度高い」

[ 2022年9月7日 05:25 ]

東都大学野球2部1回戦   専大4ー0立正大 ( 2022年9月6日    神宮 )

<専大・立正大>力投する専大の先発・菊地吏(撮影・木村 揚輔)
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 東都大学野球2部秋季リーグが開幕した。今秋ドラフト上位候補で最速152キロ右腕の専大・菊地吏は、立正大戦に先発して4安打完封。この日は最速148キロをマークし、「ブルペンで感覚が良かったので、力を入れなくてもいいボールがいった」とうなずいた。

 プロ12球団のスカウトが視察する中での快投だ。7月には侍ジャパン大学日本代表としてオランダでの国際大会に出場。トップレベルの選手たちと積極的に意見交換し「自分の持っている能力が向上したと思う」と貴重な経験を生かした。

 ヤクルト・小川淳司GMは「完成度が高い。決めにいく真っすぐの制球もいい」と評価。1部昇格とドラフト指名に向け「チームを勝たせることに集中して、エースとしての役割を果たしたい」と見据えた。(田中 健人)

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2022年9月7日のニュース