漆黒デザイナーズユニも巨人黒星 大勢、プロ48試合目で初の回またぎ失敗

[ 2022年9月7日 05:20 ]

セ・リーグ   巨人1―2DeNA ( 2022年9月6日    東京D )

<巨・D>延長11回、勝ち越しを許し、厳しい表情の大勢(撮影・光山 貴大)
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 1―1の延長11回。10回から登板していた巨人・大勢が、プロ48試合目で初めて回をまたいでマウンドに上がった。1死後、3番・佐野の初球。153キロ直球を左中間席まで運ばれた。5月8日のヤクルト戦以来、約4カ月ぶりの敗戦投手になった。

 デザイナーの山本耀司氏が手がけた「漆黒ユニホーム」を着用して臨んだ一戦。チームは3連勝はならなかった。原監督は大勢の回またぎ登板について「あそこは最善の策としてね。(10回が)6球で終わってくれたからね。我々の思うところの回またぎですね」と説明した。

 先発の菅野も今季最長の9回を投げ、1失点と粘ったが打線が援護できなかった。8回2死満塁では代打・中島が中飛。10回1死満塁では北村が空振り三振、大城も右飛に倒れた。決定打を欠き、13残塁。自力CS進出の可能性は再消滅した。指揮官はサヨナラ機にボール球を振らされた10回の北村の場面を振り返り「ヒットを打つ打たないではなくてね。ストライクを打ちにいけるような、そこは教訓にする必要はあるでしょうね」と指摘した。(川島 毅洋)

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2022年9月7日のニュース