オリックス 痛すぎる8回無死満塁の逸機、そして最下位日本ハムに連敗 中嶋監督「ミスはミスなんで」

[ 2022年9月7日 22:15 ]

パ・リーグ   オリックス2ー3日本ハム ( 2022年9月7日    札幌D )

<日・オ>8回、無死満塁で得点を挙げれず、視線がうつろなオリックス・中嶋監督(撮影・高橋茂夫)
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 オリックスが勝ちを逃した。いや、少なくとも追いついてはいただけに、あまりにももったいない敗戦だった。

 2―3の8回、先頭の福田が死球、続く中川圭の左前打で無死一、二塁とし、吉田正の完ぺきにとらえたライナーは右翼頭上を襲った。同点、そして逆転をイメージしたが、二塁走者・福田は三塁ストップ。打球速度が速すぎて、しかも低い弾道だったためにスタートが遅れてしまっていた。右翼手・万波の正面を向いて捕球するフェイクにもダマされたのかもしれない。

 それでも、まだ無死満塁だったが4番・頓宮が空振り三振、5番・宗も見逃し三振、そして最後は安達がフルカウントまで粘ったが右飛に倒れてまさかの無得点だ。中嶋監督は「難しい判断?いやどうなんでしょうね、ミスはミスなんで完全に。大事な試合で出るのはこちらの指導力不足で、まだまだ真剣具合が足りないのか、責任はこちらにあるし、言い続けていかないといけない」と悔しさを押し殺して選手の奮起をうながしていた。

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2022年9月7日のニュース