阪神・伊藤将　前回被弾の村上に雪辱！　投打に躍動の左腕がリーグトップ6度目の完投で聖地10連勝

セ・リーグ   阪神9―1ヤクルト （ 2022年9月7日    甲子園 ）

＜神・ヤ＞8回2死一、二塁、伊藤将は左越えに2点適時二塁打を放つ　（撮影・奥　調）
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　阪神・伊藤将がリーグトップの今季6度目の完投で約1カ月ぶり、5試合ぶりの9勝目。昨年9月から続く自身の甲子園での連勝を10に伸ばした。

　先月17日のヤクルト戦では8回4失点で無念の完投負け。その際に決勝3ランを浴びた村上に雪辱を果たした。圧巻はこの日3度目の対決となった7回無死一塁。直前に山田の打球が右太腿の内側に当たり、マウンド付近で崩れ落ちたが、その影響を感じさせずに初球チェンジアップで相手主砲を二ゴロ併殺打に仕留めた。3打席無安打に封じ込め、村上を31試合ぶりに出塁させなかった。

　7回2死一、二塁では自ら左中間を破る2点適時二塁打。投打に躍動の左腕が、8月3日巨人戦以来の白星をつかみ取った。