西武・隅田 新人球団最悪タイ9連敗「本当に大事な試合で…」2被弾4失点 打線わずか3安打で連勝止まる

[ 2022年9月7日 20:55 ]

パ・リーグ   西武1―7ロッテ ( 2022年9月7日    ベルーナD )

<西・ロ>7回1死、山川も三飛に倒れベンチに戻る(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 西武の連勝が止まった。先発の隅田知一郎投手(23)は初回にいきなり3ランを浴びるなど4回4失点で降板。今季9敗目(1勝)を喫した。これで3月26日のオリックス戦(ベルーナD)でプロ初登板初勝利を挙げて以降9連敗となった。新人の9連敗は1959年の田中喜八郎、2007年ギッセルに並ぶ球団ワースト。なお、2リーグ制後の新人の2桁連敗は1950年の成田敬二(当時の登録名=啓二、国鉄)の11連敗だけとなっている。

 自身の連敗ストップを期して上がった初回のマウンドでいきなり出ばなをくじかれた。先頭の荻野に中前打を許すと、2番・高部に犠打を決められ1死二塁。3番・中村奨に四球を与え迎えた4番・山口に初球を狙われた。134キロの内角カットボールをうまく捉えられ左翼ポール際に3ランを叩き込まれた。いきなりの3失点に隅田はマウンドで呆然と立ち尽くした。

 3回には2死から5番・井上にソロを被弾。結局、4回を投げ2被弾97球7安打4失点で降板となった。

 中継ぎ陣もピリッとせず2番手・宮川が5回に1失点、3番手・本田も6回に2失点。打線は4回に鈴木、源田の連打後、山川の三ゴロの間に奪った1点だけ。最後まで打線も沈黙し、わずか3安打で完敗し連勝が止まった。

 ▼隅田(4回97球4失点で9連敗)今日はチームにとっても僕にとっても本当に大事な試合でした。結果を出すことができず悔しいですし、歯がゆい思いです。

続きを表示

この記事のフォト

2022年9月7日のニュース