巨人・原監督 23安打18点爆勝に「いつでもお願いします」「ヨージヤマモトさんも安堵して…」

[ 2022年9月7日 22:05 ]

セ・リーグ   巨人18―3DeNA ( 2022年9月7日    東京D )

<巨・D>勝利しファンの声援に応える原監督 (撮影・光山 貴大) 
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 巨人打線が今季最多の23安打を放って18得点と爆発し、DeNA戦の28年ぶり球団ワーストタイ7連敗をド派手にストップした。巨人がDeNA戦で勝利するのは6月22日(東京D)以来77日ぶり。

 試合後、原辰徳監督(64)との一問一答は以下の通り。

 ――23安打18得点。きょうの試合を振り返って。

 「野球というのはね、そうそうメンバーが変わらずに戦っていながらね、こういうゲームになるという。まあ、我が軍にとってはいいことではありますけれど、やっぱり野球の厳しさというか怖さを改めて感じるところですね」

 ――ホームラン5本。改めてきょうの打線について。

 「いやもう、きょうの打線に関してはもう、ええ“いつでもお願いします”というところですけれど。まあ、でも何かこう、チーム全体に、個々にもね、非常に、何というかストレスというか、少しモヤモヤしているものがね、あると思うので。そこはきょうのね、このゲームというもので、吹っ切った状態でね、明日から戦えたらいいなというふうに思います」

 ――先発の山崎伊もしっかりとゲームをつくった。山崎のピッチングに関してはいかがでしょうか。

 「あの、非常に緩急をつけながら、ベース板を広く使った投球というのは、やっぱり彼の持ち味になりつつあるなという感じがします。着実に一歩一歩、上っていってくれていると思います」

 ――黒いユニホームでの1勝、そして残り16試合となりました。今後に向けて一言。

 「そうですね、まあ、野球人としてね、世界的なデザイナーの方がね、ユニホームをつくってくださったというね、そこに対しては、とにかく“勝ちたい”というね。我々も着ていて新鮮だし、そういう意味ではきょうの一つの勝利というのはね、ヨージヤマモトさんもですね、少し安堵してくれているかな、と。この力を借りてね、明日以降も戦っていきたいと思います」

 ――ストレスという言葉も。これをきっかけにしてほしい?

「いやいやもう、ホント、今の言葉に集約されていると思います。ウジウジしててもね、もう、残り少ない試合数ですからね、そういう意味では、そうなってくれるといいなと思いますね」

――ウォーカーも満塁ホームラン含めて4安打。ファームでいい時間を過ごしてきた?

 「そう思いますね。彼もスタートしたばかりですからね。そんな中、日本の投手、日本のチームというのは、やっぱり欠点を突いてくるというね。そこの部分を分かって、また修正して、そしてまたトライしているというね。結果が出て良かったと思いますね」

 ――守備でも二つ良いプレーがあった。

 「そうですね、守備も。元々、運動能力は高い人ですからね。それが、少しこう、小さなベースボールの、ボールに対してね、さらにこう、順応していくといいなと思いますね」

 ――ポランコも2発。2人で3発10打点で、2人とも20号に。2人の働きぶりについてはどう見ていますか。

 「まあまあ、これからですよ。またね。数字だけ見るとね、すごくいい数字ですけど、その部分で“さらに”というところでしょうね」

 ――試合後は別の話なんですけど、ミスターが昨日ちょっと入院されて…。

 「はい、そうですね。あのう、非常に元気だったんですね、今年は。そういう意味では“いい方向に来られてるな”と思っていた矢先にね。こういう一報が入ったんですけれど。まあ、とにかく回復を願う、祈る、というところです」

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