早大OBの楽天・福井が恩師の応武元監督の死去に「残念でなりませんし、うまく言葉が見つからない…」

[ 2022年9月7日 19:16 ]

2010年11月、優勝を決め(左から)早大主将・斎藤佑樹、大石達也投手、福井優也が見守る中、インタビューに応える応武篤良監督
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 元早大野球部監督の応武篤良氏が7日、死去した。64歳だった。早大時代の教え子の楽天・福井優也投手(34)は球団を通じて「ご逝去を知り、残念でなりませんし、うまく言葉が見つかりません。ご冥福をお祈りいたします」とコメントし、恩師の早すぎる死を悼んだ。

 福井は愛媛・済美から1浪して早大に進学した。道を切り開いてくれたのが応武監督で「早稲田に来いと熱心に言ってくれたのが応武監督で、その熱意のおかげで一浪する覚悟ができ、早稲田に入ることを決めました。応武監督の熱意がなければその覚悟もつかなかったですし、プロにも行くことも叶わず、今の自分はなかったと思います」と感謝する。

 今も心に残る恩師の言葉がある。「福井が一番プロ向きだ」。10年ドラフト1位で広島に入団し、トレードで19年から楽天に移籍した。12年目の今季は中継ぎで11試合に登板して0勝0敗、1ホールド、防御率4・09。「一日でも長くプロの世界で野球をしている姿を天国からしっかり見てもらって、恩返しができるように頑張りたいと思います」と誓った。

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