パ3強“共倒れ”4位・楽天まだまだ!ソフトB討ち3.5差 オリックスもったいない逆転負け

[ 2022年9月7日 23:07 ]

パ・リーグ ( 2022年9月7日 )

<ソ・楽>5回、周東の安打で三塁を狙った一走・甲斐だったが惜しくもアウト(右は茂木)(撮影・岡田 丈靖)
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 1ゲーム差に3チームがひしめくパ・リーグは7日、各地で3試合が行われ、0差で“並走”するソフトバンクと西武、そして前日に自力優勝が消滅も1差で追うオリックスの上位3球団がそれぞれ敗戦。首位ソフトバンクに競り勝った4位・楽天も3.5差と3強に待ったをかけた。

 1厘差で首位のソフトバンクは先発の石川が初回から失点。5、6回にも1点を失い6回3失点で9敗目(5勝目)を喫した。3点を追う9回には中村晃の2ランが飛び出し1点差に詰め寄るもここまで。4―3と競り勝った楽天は再び貯金1とし、4位ながら首位と3.5差とした。

 連勝中の西武は3月26日のオリックス戦(ベルーナD)でプロ初登板初勝利を挙げて以降勝ち星がない新人の隅田が先発。しかし初回に3ランを被弾するなど4回までに97球を投げ2被弾4失点で降板。中継ぎ陣もピリッとせずロッテに1―7と完敗。隅田は1959年の田中喜八郎、2007年ギッセルに並ぶ球団新人ワースト9連敗となった。

 オリックスは日本ハム先発・上原から3回に西村、中川の適時三塁打で2点を先制。しかし、その裏にすぐに同点に追いつかれ、7回に4番手・吉田凌が近藤に勝ち越し打を許し2―3で最下位に痛い連敗。2位・西武が負け、勝てば自力優勝が復活していた一戦を落とし上位2チームと1差変わらずとなった。

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