田沢純一 社会人野球のENEOSに14年ぶり復帰「全力でチームに貢献したい」

[ 2022年9月7日 14:22 ]

新日本石油ENEOS(現ENEOS)時代の田沢(2008年11月21日撮影)
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 社会人野球のENEOSは7日、今季はメキシカンリーグのドゥランゴ・ジェネラルズでプレーした田沢純一投手(36)がチームに加入したことを発表した。田沢にとっては08年以来、14年ぶりのENEOS復帰となる。

 同投手は、横浜商大高から05年に新日本石油ENEOSに入社。4年間在籍し、08年にレッドソックスと契約して海を渡った。レ軍では信頼感あるリリーバーとしてブルペンを支え、上原浩治らとともに13年のワールドシリーズ優勝に貢献。その後はマーリンズ、エンゼルスなどでプレーした。20年3月にレッズを自由契約となり、同年7月にBC埼玉と契約。昨年は台湾プロ野球の味全でプレーした。メジャーでは通算388試合で21勝26敗4セーブ89ホールド、防御率4・12の成績を残した。

 田沢はチームを通じてコメントを出した。「この度、ENEOS野球部に復帰することとなりました。2005年から4年間、ENEOS野球部には大変お世話になりました。在籍期間中は野球の技術だけでなく、社会人としての立ち振る舞い等、多くのことを学ばせていただきました。またメジャーリーグへの挑戦の際、温かく送り出していただき、誠に感謝しております」と古巣から受けた様々な恩義を感謝したうえで「ENEOS野球部に復帰したからには、まずは、目下10月30日に開幕する日本選手権大会でのダイヤモンド旗奪還を目指し、全力でチームに貢献したいと思いますので、ご声援の程、よろしくお願いいたします」と意気込んだ。

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