巨人ウォーカー「自分のキャリアの中で一番大きいホームラン」 美技連発の守備は「毎日練習しています」

[ 2022年9月7日 21:54 ]

セ・リーグ   巨人18―3DeNA ( 2022年9月7日    東京D )

<巨・D>8回、倉本の飛球を好捕するウォーカー (撮影・光山 貴大) 
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 巨人のアダム・ウォーカー外野手(30=米国)がDeNA戦(東京D)で攻守に大活躍。23安打18点での爆勝に大きく貢献した。

 打って、走って、守って、笑った。陽気なウォーカーが攻守でファンを魅了し続けた。「2番・左翼」で先発出場。まずは2―0で迎えた4回だ。小林の適時打などで2点を加えて4―0とし、なおも1死満塁。相手先発左腕・浜口が投げた初球の内角低めスライダーを捉えると、打球は左翼スタンド上にある看板の上を直撃する超特大弾となった。

 これが記念すべき球団通算250本目の満塁弾。こうなると、もうウォーカーのバットは止まらない。打ちも打ったり、4安打5打点。守備でも7回に宮崎の左邪飛をフェンスに激突しながらジャンピングキャッチすると、8回には倉本の左飛をダイビングキャッチして併殺を完成させるなど美技も連発して“師匠”である亀井善行外野守備走塁コーチ(40)の目尻を下げさせ続けた。

 試合後、大の仲良しでもあるプロ初5安打の吉川、来日初の2打席連発など3安打5打点のポランコと3人そろってお立ち台に上がったウォーカーは終始満面笑み。超特大弾となった満塁アーチについて「走りながら見ました」とし、「自分のキャリアの中で一番大きいホームランだったかもしれません」と振り返った。

 開幕直後は不安視されていた守備も亀井コーチとの特訓を重ねて好守を連発するところまで急成長を続けている。「きょうはバッティングだけじゃなくて守備でもチームに貢献できて本当にうれしいです」とウォーカー。「チームに少しでも貢献できるように毎日練習していますので、これからもうちょっと頑張ってポストシーズンもいけるように頑張りたいと思います」と逆転でのクライマックスシリーズ(CS)進出を見据えていた。

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