阪神 今季6度目“ミスター完投”伊藤将10勝王手 自身の甲子園連勝10に伸ばした

[ 2022年9月7日 21:13 ]

セ・リーグ   阪神9―1ヤクルト ( 2022年9月7日    甲子園 )

<神・ヤ>力投する先発の伊藤将(撮影・奥 調)
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 阪神は投打がかみ合い、連敗を3で止めた。

 両軍無得点の4回にビッグイニングをつくった。制球を乱したヤクルト・高梨から無死満塁を作り、木浪の押し出し四球で先制。続く梅野も三遊間を破る2点適時打を放つと、さらに2死満塁から近本が2番手・今野から右翼へ走者一掃の適時三塁打。打者11人の猛攻で一挙6点を奪い、試合の主導権を握った。

 先発の伊藤将は、先月17日の対戦で3ランを浴びた村上を3打席無安打に抑えてリベンジ。けん制で2度一塁走者をアウトにするなど終始落ち着いたマウンドさばきで、守備の乱れが飛びだした6回の1失点のみに封じた。7回の攻撃では2死一、二塁で自ら左中間を破る2点適時二塁打でとどめを刺した左腕が、今季6度目の完投で約1カ月ぶりの9勝目を挙げ、昨年9月から続く自身の甲子園での連勝を10に伸ばした。

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