悪夢のち歓喜 巨人が首位ヤクルト相手に3連勝 球団ワースト新の8発目満塁弾浴びるも吉川殊勲打

[ 2022年8月7日 21:33 ]

セ・リーグ   巨人7―4ヤクルト ( 2022年8月7日    神宮 )

<ヤ・巨>7回、適時三塁打を放ち喜ぶ吉川 (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人は首位ヤクルトとの打ち合いを制し、敵地で同一カード3連勝。トータル4連勝で最大7までふくらんだ借金を3とした。巨人の同一カード3連勝は5月の広島戦(宇都宮、東京D)以来3カ月ぶり今季5度目で、ヤクルト戦は3月の神宮以来5カ月ぶり今季2度目。11勝10敗とヤクルト戦の対戦成績で1つ勝ち越した。

 2―4で迎えた7回、大城が3番手右腕・梅野から左中間スタンドへ10号ソロを放って1点差。代打・石川の中前打と北村の死球で1死一、二塁とチャンスを広げると、ここで登板した4番手左腕・田口から吉川が右中間へ2点適時三塁打を放って5―4と一気に逆転に成功した。さらに代打・ウォーカーの中前適時打でこの回もう1点。8回にも敵失でもう1点を加えてリードを3点に広げ、最後は新型コロナウイルス陽性からこの日復帰した守護神・大勢が7月18日のヤクルト戦(神宮)以来20日ぶりのマウンドで26セーブ目を挙げて逃げ切った。

 巨人は初回に丸が先制の21号ソロを放ち、岡本和が2者連続となる22号ソロで続いて2点を先取。岡本和は7月6日のヤクルト戦(東京D)以来今季最長ブランクとなる32日&19試合ぶりの一発となった。

 だが、3回まで1安打無失点と好投していた先発右腕・シューメーカーが4回に突然乱れて死球、四球、四球で無死満塁のピンチを招き、1死後、サンタナに逆転満塁アーチを被弾。巨人はこれが今季8本目の満塁アーチ被弾で不名誉な球団新記録達成となったが、勝利はものにした。

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