【甲子園】“難読”校名が話題の盈進が初戦敗退　ネット「検索してやっと判明」「むずい」の声

第104回全国高校野球選手権　1回戦   盈進7ー12鶴岡東 （ 2022年8月7日    甲子園 ）

＜盈進・鶴岡東＞　力投する盈進の先発・向井　（撮影・後藤　大輝）
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　48年ぶり3度目出場の盈進（えいしん＝広島）が3年ぶり7度目出場の鶴岡東（山形）に7－12で敗れ、初戦敗退を喫した。エースの右腕・向井勇投手が先発も、2回6失点で降板となった。

　広島大会では6試合に先発したエースの向井が、初回から相手打線につかまってしまった。2ランを浴びるなど、2回5安打1本塁打で6失点。3回からは寺田大和投手がマウンドにあがるも、連続死球を与えるなど制球に苦しみ、4回途中で降板となった。以降も、守備で失策が目立ち、失点を重ねてしまった。

　打線は、2回から奮起。7点差で迎えた8回には、6番・中島の中前二塁打などで2点返す猛追をみせるも及ばず。きょう7日に48歳の誕生日を迎えた佐藤康彦監督に、白星のプレゼントを贈ることはできなかった。

　予選大会から校名が話題となっていた盈進高校。この日も、ツイッター上では「盈進高校」がトレンド入り。ネット上では「福山の高校は読むのが難しい。。」「読み方がわからなかった」「読み方がわからず、検索してやっと判明ｗ」「えいしんなのね。勉強になりました」「角盈男さんからやっと『えいしん』に辿り着きましたw」「盈進の読み方、今年初めて知った」「みつしん？読み方分からない」「読み方むずい」などの声が多数寄せられていた。

　佐藤康彦監督は「広島大会からやってきた守備からリズムを作ることが出来なかった」と反省するも、「その中で泥臭い野球を随所に出すことができて、なんとか粘り強く戦うことができました」とコメント。「けが人も出たけど、カバーしあうことができました。久々の甲子園でしたがたくさんの応援があって、今日を迎えることができました。感謝です」と話した。

　◇盈進高校の卒業生
お笑いコンビ「天津」の向清太朗、阪神・江草2軍投手コーチ、俳優の島田洋八、元プロ野球選手の田辺繁文氏などを輩出している。