巨人 不名誉な球団新記録 今季8本目の満塁弾浴びる 8本中5本がヤクルト戦

[ 2022年8月7日 19:23 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2022年8月7日    神宮 )

<ヤ・巨>4回、サンタナ(右奥)に逆転満塁本塁打を浴びたシューメーカー (撮影・西川祐介)
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 巨人はヤクルト戦(神宮)で今季8本目となる満塁アーチを被弾。不名誉な球団新記録を樹立した。

 2―0で迎えた4回だった。それまで3回1安打無失点と好投していた先発右腕・シューメーカーが塩見に死球、青木と山田に連続四球で無死満塁。リーグ最多39本塁打の主砲・村上は三飛に打ち取り1死となったが、この1死満塁でサンタナに1ストライクから投げた2球目、内角低めツーシームを左翼スタンドへ弾丸ライナーで叩き込まれ、逆転の11号満塁弾とされた。

 巨人は5日のカード初戦で9回に3番手右腕・戸田がオスナに満塁アーチを被弾。これが今季7本目の満塁アーチ被弾で、2004年の球団ワースト記録へ18年ぶりに並んでいた。

 巨人が今季打たれた満塁アーチ8本中5本がヤクルト戦。7月15日の広島戦(東京D)から同18日のヤクルト戦(神宮)にかけては4試合連続満塁弾被弾という不名誉なプロ野球新記録も樹立していたが、悪夢が繰り返された。

 なお、満塁アーチ被弾のプロ野球記録は2010年広島の12本となっている。

 【巨人の今季満塁アーチ被弾】
5月6日 ヤクルト戦(東京D) 村上8号(堀田)
5月7日 ヤクルト戦(東京D) 村上9号(シューメーカー)
7月15日 広島戦(東京D) 磯村2号(菊地)
7月16日 広島戦(東京D) 長野2号(戸根)
7月17日 広島戦(東京D) 堂林5号(鍬原)
7月18日 ヤクルト戦(神宮) オスナ10号(菅野)
8月5日 ヤクルト戦(神宮) オスナ12号(戸田)
8月7日 ヤクルト戦(神宮) サンタナ11号(シューメーカー)

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